こんばんは、ねこうさです。

小学校低学年の頃の出来事。
通っていた保育園の横に坂道があった。かなり傾斜がある30mほどの坂道。ド田舎の小さな町の裏道なので車が通ることもなければ、歩行者もほとんどいない。そんな坂道が小学生の間では自転車で下るとちょっとしたスリルが味わえる密かな遊び場となっていた。
ある日の放課後、私は友人たちとその坂を自転車で下る遊びをしていた。ただ下って、自転車を押しながら坂を上ってまた下る。これを繰り返すだけ。
当時の私は自転車の運転スキルに自信があった。マイ自転車を買ってもらった後、練習をすることなく一発で補助輪なしで乗ることができたからだ。姉が補助輪を外すまで苦労していたのを間近で見ていたため、一発で乗れた私ってば才能ある!と思い込んでいた。
が、その過剰な自信で気を抜いたのか坂道を下っている最中、勢い余って転んでしまった。すぐに立ち上がることは出来たが、左ひざから血が出ていた。応急処置をどうしたのかなどは覚えていないが、翌日学校を休んで病院に行ったことは覚えている。
普通であれば危険を学習してそのような遊びは控えたり、転んだことがトラウマになってしまうのだろうが、私は「あの日はたまたま転んだだけ」と考えるお気楽な性格故1カ月後またその保育園横の坂で同じ遊びをしていた。
そしてまた同じように転び、同じ左ひざから出血。一度目を再現するかのような全く同じ怪我を負った。もちろん翌日は同じ病院で治療を受けた。
さすがに二度も同じ場所で怪我をしたので、お気楽な私もそれ以降はその坂では遊ぶのは避けた。一度目の怪我の時点でやめておけば二度目は起きなかったのに、と今なら思う。
この時負った二つの傷は約30年経った今もまだ左ひざに残っている。医学的に何と呼ぶのかは分からないが、傷の箇所だけ周囲の肌とは異なり、触るとスベスベしてやわらかく、色も周囲の肌より白っぽいので一目で傷があることが分かるぐらい目立っている。
幸いにもこの二度の怪我以外で大きな怪我の経験はない。左膝以外は無傷。
これからも怪我無く過ごせますように。