泣きたい午後のご褒美。

こんばんは、ねこうさです。

8:46

6時20分に目が覚めた。まだ外は一桁の気温。ダウンを着てウォーキングに出かけた。冷たい空気のおかげで目が覚める。

 

21:46

「泣きたい午後のご褒美」を読み終えた。

泣きたい午後のご褒美

美味しそうなショートケーキとそれを引き立てるコーラルピンクと言うシンプルながらも美しいパッケージ惹かれて手に取った。喫茶店にまつわる短編6作が収録されたアンソロジー。

収録されている作品全てが好みだったのは初めてかも。

青山美智子「サロンエプロン」は喫茶店×読書の世界に誘ってくれるこの本の最初に読むに相応しいお話。

久しぶりに再会した高校の同級生と誰にも言えない痛い人生設計を計画する朱野帰子「痛い人生設計を作る、ルノアールで」。私も友人とご飯を食べた後に喋り足りないとルノアールに行く。他のカフェではなく、ルノアールが良い。そこでは私と友人もヨンとモッカのように他人から見たら痛い、でも私達にとっては超真面目な話をしている。ルノアールってどこの店にもそうさせる何かがある。

近所で"ミント邸"と呼ばれる洋館が舞台の斎藤千輪「究極のホットケーキと紅茶占い」は偶然居合わせた客のような気持ちで話の先が気になって一気読み。パンケーキじゃなくてホットケーキなんだよね、分かる。

竹岡葉月「不純喫茶まぁぶる」は2つの世界を行き来する構成が独特で、不思議な感覚だった。作品名に込められた意味を最後の一文で回収するのが気持ち良い。

全部好みだったが敢えて一番のお気に入りを選ぶなら織守きょうや「彼と彼女の秘密と彼」。切なくなるけど同時にほっこりもする不思議な恋愛物語。ドラマや映画でクレジットの最後に出てくるトメだと思っていた人が実は主人公ポジションだったと言うどんでん返しを喰らった。「読書って面白い!!!」と改めて思わせてくれた作品だった。

死後の世界を描いた小川糸「浮島 インフロッタント」。関西弁の語り口調×死後の世界と言う組み合わせに読み始めた時は「あ、ちょっと苦手かも」と思ったが、死後の世界と言う暗いテーマを明るくしてくれる関西弁の相乗効果でどんどん話の世界に引き込まれた。飛行機の窓から見た雲の上の景色を思い出しながら読んだ。

 

「究極のホットケーキと紅茶占い」を読み終えた時点で、これは喫茶店で読むべき本だ!と確信し、夜のコメダへ向かった。ふかふかの赤いチェアに座って、ホットのストレートティーとごまいもんぶらんを味わいながら残り半分を一気読み。至福の時間を過ごした。

 

今日の一曲

少女時代 - Goodbye

youtu.be

少女時代 - 4th Mini Album 'Mr. Mr.'

 

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