昨日の続きです。

こんばんは、ねこうさです。

 

昨日見たドラマ「PICU 小児集中治療室」が頭から離れないので、今日もその話をする。先に言います、ネタバレを含みます。

このドラマの話の筋はPICUがない北海道にPICUを作ること。何故PICUが必要なのか、何故北海道の、丘珠の病院に作ろうとしているのかを台詞だけじゃなくて、映像で訴えかけてきていた。

一話では稚内の女の子がPICUに運ばれてきたが、全力を尽くしても助からなかった。彼女の死後、運ばれてくるまでの時系列の整理、治療、搬送ルートは正しかったのかを話し合う場面があった。他に助ける手はなかったのではと言う見解が出される中、PICUを取りまとめる植野先生(ヤスケン)は「一つだけ助かる方法はありました。PICUがここにあると北海道中に周知されていれば、稚内の救命医達がここにPICUがあることを知っていれば、救急隊も知っていれば、おそらここに真っすぐに電話したでしょう。その場合、待機の4時間は消失します。そしてもしジェット機が運用されていれば、最短45分で到着したはずです。」と自身の見解を話した。PICUは機器を揃えて人を集めて、はい終わり!いつでもどうぞ!と言うわけではない。各地域の病院や救命医などに知ってもらえなければ、PICUの役目を最大限に果たせない。もっと早く運ばれていれば助けられたかもしれない。そんな悔しいことはない。一人でも多く救うためにも、記憶が新鮮なうちに振り返りを行い、未来に繋げていかなければいけない。改めてすごいお仕事だわ。(小並感)

身内に、PICUにはお世話にならなかったが、救急で運ばれて長期間入院していた子供がいる。このドラマを知った時、その子を重ねて見てしまいそうだったため、見るつもりはなかった。けれども昨日たまたま一話を見て、助からない命もあると言うのを見せてくれる現実的なところが好印象だった。運ばれてきた人全員が助かるわけではないし、全員がすぐに病気を完治し、今まで通りの日常に戻っているわけではない。身内に似た経験をした子供がいるからこそ、神様のような天才ドクターの活躍を見せられる方が辛い。その反対のような、リアルに近いこのドラマだから今の私に刺さったんだろうな。

 

日本のドラマ自体10年以上見ていなかったのに、これはハマりそうだわ。来週も楽しみ。

 

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